2007年02月11日

輸出戻し税と還付金

今、輸出産業が好景気だといわれていますが、こと税金を考えた場合、当然といえば当然の結果のように思うのです。

輸出戻し税 これです。

消費税は基本的に、日本国内の販売には売上に対して5%の消費税がかかるため、大企業も、もちろんこの5%の税金を支払っているけれど、国外(輸出)での販売に関しては、顧客から税金を取れないということから 海外売上にはゼロ税率が適用され、輸出販売に対する仕入れに入っていた税金は全て戻ってくる仕組みになっているのですね。

そこで、T自動車の輸出戻し税と還付金を見てみると、おどろきです。(金額を見れば、大体会社名はわかると思いますが。。。)

総売上高(101,918億円)内輸出売上高(65,125億円)
@輸出戻し税額(2,665億円)− A国内売上に対する消費納税額(374億円)=@−A差し引き還付税額(2,291億円)

どうです!これだけ還付金があるんですよ!笑いが止まりません。

国内の下請けには適用されません。なぜなら、T自動車(日本)国内に販売しているからです。

下請けはがんばって売上を上げても、その分まともに売上に対する消費税分を納税させられます。

考え方によれば、T自動車本体は消費税を払っていない、もしくは下請けが払ってあげている そう見ることもできてしまいます。

アメリカなどは輸出戻し税を 輸出補助金とみなしていますが、実はこれ、GATT(関税貿易一般協定)では国が輸出企業に対し、補助金を出してはいけない。 ときめられているのですね。

すると、この場合GATTの協定違反にはならないのだろうか、という疑問も一方で出てきたりもするのですが.....

株式をやるにしても、なんにしても、この辺を頭の片隅にちょっと入れておいたほうが、いいかも知れない。

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posted by とりかい at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 税金

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