ニフティーが5月から一部のサービス利用料金を値上げすることになりましね。今までプロバイダー各社は顧客獲得の為にサービス利用料金の低価格競争でしたが、ここに来て動画サービスなどの利用によるデーター量が増加して、システムの増加や強化による設備投資が必要になり、こうした値上げに踏み切ったようです。
ニフィティーの今回の一部利用料金値上げはNTT東西の回線を利用した集合住宅の光接続に関して。新規契約の場合は5月1日からですが、今まで使用していた人の場合7月利用分からの適用になるということで、今回の件で、プロバイダーとの契約を見直す方も多いのではないでしょうか。値上げ幅は3.7%〜12.7%でNTT東日本地域の場合最大420円の値上げですから。ちなみにNTT西日本の場合は最大で325円の値上げになっています。
ニフティーに限らす、この傾向はあるらしく、NTTコミュニケーションズやNECのビッグローブも今後の動向を見ながら検討するとしています。とりあえずソフトバンクは今の段階では検討していないそうですが・・・でもわかりません。サービスは各プロバイダーによって様々ですが、意外とこの値上げによって便乗するところも出てこないとも限りません。企業だって収益を上げたいのでそこは企業戦略です。
今は一部有料サービスに関してですが、ひょっとしたら、今まで無料だったサービスも今後有料になるかもしれません。そうなってほしくは無いのですが、これによって、ネットで副収入や何らかの収入を得ている方にとってはその稼いでいる金額が問題になってきます。それほど収入が無いのならば他のプロバイダーに契約しなおすでしょうし、そこそこ収入がある方にとっては、プロバイダーのサビスが今より充実するならば今回の値上げはそれほど問題ではないでしょう。
いずれにしても、ネットを利用する側にも、格差というか、費用対効果を考えた利用方法を検討すべき時代になってきたように思えます。
在宅日記